2018.11.06
年収で結婚相手を選ぶ婚活は時代遅れ！
こんにちは＾＾ラフマリのこうせいです。
今日の福岡の結婚相談所ラフターマリッジの結婚相談所TVブログは、結婚相手の条件として特に「年収」にこだわっている女性に向けて書きます。
「年収」にこだわりすぎる婚活が失敗の基
結婚相談所で婚活をするメリットの一つに、非常に信頼性の高いプロフィールを事前に確認したうえで、お相手とお見合いができるという点があげられます。
その項目の一つが、男性プロフィールに明記されている「年収」です。福岡の結婚相談所ラフターマリッジも含め、仲人ネットコムさんに加盟している結婚相談所は例外なく男性は入会する際、年収の裏付けとして必ず収入証明書（源泉徴収票や確定申告書など）の提出が必須となっています。
まず最初に伝えておきます。結婚を決めるうえで、男性の経済力は大事です。決して「年収を無視してください」という意味で今日のブログを書いているわけではありません。
ただ、年収にこだわりすぎると、婚活で失敗してしまうかもしれません。
「年収」で結婚相手を選ぶ婚活は時代遅れです！
今とほんの10年前の結婚に関でも全然考え方が違うように、男性も女性も相手に求める条件も変わってきています。
10年よりもう少し前の、いわゆる一昔前までは、結婚したら専業主婦になりたいと思っている女性が多くいました。そのため、男性にはそれなりの経済力が求められます。聞いたことがあるかもしれませんが、男性に求める条件と言えば3高（3K）です。「高学歴・高身長・高収入」です。
はっきり言って今では、3高（3K）という言葉は死語に近いと思います。その一昔前の相手に求める条件を、今も同じように相手に求めて婚活をすることが時代遅れです！
例えばどう変わったかというと、専業主婦を希望する女性は明らかに一昔前に比べて少なくなりました。逆に仕事を続けたいと考えている女性が多いです。そのため、男性一人の収入に頼るのではなく、結婚後はお互いの収入を足して考える女性が増えました。それに、仕事を続けたい女性も増えました。
年収に「こだわりすぎる」必要はありません。
「年収」を結婚相手の条件にするリスク
例えば、男性の年収が現在1,000万円とします。
今はいいかもしれませんが、5年後、10年後も同等額もしくは上乗せされている保証なんてありません。今よくても、結婚は今後何十年も先ことを考える必要があります。今しか考えないというのは、よくありません。
なぜ、今の年収だけで考えないほうがいいのか
ここにも今と一昔前の違いがあります。一昔前は、終身雇用が当たり前でした。今は違います。なぜ、今の年収が将来に対して何の保証もないと言われているのか、理由は2つあります。
① 転職する割合が高くなった
25歳から39歳までを対象に転職経験がある人の割合を調べたところ、なんと半数以上の52.5％という結果が出ています（※転職サイト「DODA」の実態調査）。
この調査結果から、結婚や婚活を考えている世代も、転職する人が多いことが分かります。昔のような終身雇用という時代はもう終わりました。
② 安定企業や年収が高い企業で勤めていても、病気になることも…
最近ニュースでも、ブラック企業による過度の仕事量の影響で「過労死」や「精神病」という労災が多々起きています。中でも「うつ病患者数」は、今から3年前より16％増と急増しています（※厚生労働省2016年「患者調査」）。
特に安定した仕事の代名詞と言われる、公務員や大企業の社員に多く見られるそうです。ストレスの多い時代、仕事になると体調が悪くなり、遊ぶ時には何の支障もない「新型うつ」という病気も認知されるようになりました。
今の年収を結婚相手の判断基準にするリスクを考える
高収入だったり安定しているイメージの公務員や有名企業や大企業に勤めている人、そして医者や士業といった専門職等の人でさえも、今後どんな変化があるかはわかりません。今の年収を結婚相手の判断基準にすることが、どれだけリスクのあることか考えましょう。
経済力があるに越したことはありません。ただ、そこに依存しすぎず、「もしも」の時にあなた自身も相手を支えていくという気持ちがあるかどうかが大事です。
まとめ・幸せな家庭を築くのに必要な2つのポイント
まず、婚活の目的は「結婚相手と出会うこと」です。そして、幸せな家庭を築きたいと願うはずです。
では、婚活をするうえで「年収」ではなく、何を基準にして婚活をするべきでしょうか。幸せな家庭を築くために優先してほしい2つのポイントをお伝えします。
① 「年収＜人柄」
結婚相手を選ぶ基準が「年収＞人柄」だったら、その年収があるから結婚したということになります。もしも、将来何らかのトラブルで年収がダウンした時どうしますか。もしかすると相手に対して魅力を感じられなくなるかもしれません。
結婚相手を選ぶ基準が「年収＜人柄」だったら、相手の仕事に向かう時の表情や姿勢、そして人柄に魅力を感じて結婚に至ります。もし今より年収がダウンしたとしても、年収より人柄を優先しているので、相手を応援する気持ちも強く、夫婦一緒に困難を乗り切ろうと、そう思えるはずです。
年収より人柄を優先することが、幸せな家庭を築くうえで「お互いに支え合える」ことに直結していきます。
② 暮らしのビジョンを共有でき、それに見合うお金の価値観が合う
前項のように、結婚相手を選ぶ基準が「年収＞人柄」だと、幸せの基準はお金ということになります。そのため、将来何か年収が激減するようなことが起こった時、夫婦としてお互い協力し合って困難を乗り越える力が弱いです。
また、お金があることに幸せを感じる人は、見栄をはったり、世間体を気にする息苦しい生活になるかもしれません。
逆に、結婚相手を選ぶ基準が「年収＜人柄」だったら、お金に対して見栄を張ることもありません。だからこそ、たまにする贅沢（外食や旅行など）が、とても幸せに感じることができます。
年収が高くないからと言って、何も贅沢ができないわけじゃありません。たまに、いつもより多くお金を使うからこそ、その時の満足度が非常に大きく感じられます。
何より、普段から夫婦で協力しながら家計の管理や分担を共有していれば、何か起こった時でも夫婦で対処できます。
結婚相手を選ぶ基準が「年収＜人柄」の場合、お金に対しての価値観が近く、家族を優先したお金の使い方ができます。これが、一番もめたくないお金でもめない幸せな家庭の築き方です。
婚活で「今の年収」よりも優先してほしいこと
最初にも書きましたが、経済力は大事です。どんなに人柄がよくても、生活力がなければ結婚は続きません。
それでも結婚相手の基準として「年収＜人柄」と言えるのはなぜか。
年収は下がることもあるリスクを書きましたが、逆を言えば上げることもできます。今の年収だけでその人を見るのではなく、人柄を見てください。
そして、あなたとの価値観が合うかどうかを見てください。年収だけで判断する婚活は、今の時代に合っていません。
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